⭐️この記事のまとめ⭐️
韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」について徹底解説!
韓国で最高視聴率17.5%を記録した「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」について、各話のあらすじや視聴率、登場人物の相関や演じたキャストの紹介など解説します。
「聞いたことはあるけど、見るのを迷っている」という方に、見始めるためのハードルを下げるためのポイントをお伝えします!
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は、2022年公開の一流法律事務所を舞台に自閉症スペクトラムの主人公が色々な壁に果敢に挑むヒューマンドラマです。
制作費が200億ウォン(約20億)と高額だったことも注目を集めた作品です。
主演のパク・ウンビンは主役をはる女優の中では、相対的にギャラは低い方なため、法律事務所でのセットや、各話依頼人などとして登場する助演俳優に費用がかけられたと見られている。
中でも、作中でたびたび登場するクジラのCGに多くの制作費がかけられているのではないかと言われている。
妥協のない演技力で、作品の設定に入り込んで視聴することができる作品であり、話題になったことも納得の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」について、各話のあらすじやキャストなどをお伝えします。
ネタバレ注意です。
⭐️この記事でわかること⭐️
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のあらすじや登場人物
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が人気の理由
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を視聴できる動画配信サービス
韓国での「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」評判
最高視聴率17.5%を記録した「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」です。
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は毎週水木の韓国での放送後にNetflixを通じて世界配信されていました。
配信開始の第2週目からNetflixの世界ランキングに初登場1位、2週目〜7週目のうち、実に5週も1位をとっている爆発的人気作です!
ちなみに韓国でに放送は「愛の不時着」が放送されていたtvNでも、「梨泰院クラス」のJTBCでもなく、ENAというかなりマイナーなケーブルテレビ局で放送されていました。
それもあってか、初回の視聴率はなんと0.9%だったんですね。
そこから右肩上がりに伸ばし続けた作品。。。面白くないわけがない!( ・∇・)
韓国で放送された時の各話視聴率
話数 | 視聴率(%) |
---|---|
1話 | 0.9 |
2話 | 1.8 |
3話 | 4 |
4話 | 5.1 |
5話 | 9.1 |
6話 | 9.5 |
7話 | 11.6 |
8話 | 13 |
9話 | 15.7 |
10話 | 14.1 |
11話 | 14.7 |
12話 | 14.9 |
13話 | 13.5 |
14話 | 14.6 |
15話 | 13.7 |
16話 | 17.5 |
あらすじ
主人公であるヨンウは自閉スペクトラムを持っている。
ソウル大学のロースクールで首席という肩書きを持ちながらも、自閉スペクトラムであることで、どこの法律事務所にも採用されなかった。
そんな中、大手法律事務所ハンバダの代表から採用される。ハンバダの代表は女性で、”とても優秀な弁護士が不幸な手違いで不採用となってしまっていたのを見つけたので自分が採用した”という。
採用後は、上司であるチョン・ミョンソク(カン・ギヨン)や、同じ大学出身で、同期でもあるチェ・スヨン(ハ・ユンギョン)、同期で「腹黒策士」の異名を持つクォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョク)、そして、ヨンウの良き理解者であり、さまざまな場面で助けてくれるイケメン事務職員のイ・ジュノ(カン・テオ)たちと色々な案件を対応する中で、ヨンウ自身が成長していく様子を感じることのできるヒューマンドラマとなっています。
【自閉スペクトラム症とは】
自閉スペクトラム症は”発達障害”の一種です。
病気というよりは持って生まれた「特有の性質(特性)」と考える方が良さそうです。
対人関係が苦手だったり、強いこだわりを持っているのが特徴です。
見どころ
見どころ①主人公ウ・ヨンウとクジラの関係
クジラは作中でことあるごとに登場します。
なにしろウヨンウの部屋がクジラグッズだらけです。さらに、普段は父親から禁止されていますが、それでもクジラの話がしたくなりすぎたらウヨンウ自身も止めることはできないのでクジラの雑学を語っています。
クジラ(たまにイルカ)は②の見どころでもある”ひらめきシーン”でも登場します。
意図的にクジラは作中で使用されており、クジラのCGシーンだけでもかなりのお金をかけて制作されていることがわかります。
この、クジラが意図するところはなんなのか。
韓国のコミュニティサイトの解説によると、「クジラは魚の一種のように思われるが、水中に住む唯一の哺乳類であり、魚類と姿形は似ているが呼吸法など全くちがう」、そんな海の中での圧倒的”少数”であるクジラは、ウヨンウにとって障害を持つ自分が「他人と違う」ということを意味しているのではないかと言われています。
見どころ②ひらめきシーンが待ち遠しい!
私は半沢直樹にも一時期ハマっていたのですが、半沢直樹にも「倍返しだ!」という決め台詞がありました。各話ごとに溜まっていたものを全て吐き出すような爽快感を感じさせてくれるこうした決め台詞ですが、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」にもあります!(決め台詞ではないですが)
各話の話の終盤(たまに2話にまたがる時もありますが)、弁護案件の解決策をヨンウがひらめくシーンがあるのですが、私は途中からそのシーンが待ち遠しくなっていました(笑)
そのひらめきシーンでは、ひらめきの種類(程度?)によって、「クジラ」だったり「イルカ」の回想シーンが流れるのですが、そんな違いも気にしながら見ていただけるとより一層楽しめるのではないかと思います。
見どころ③ウ・ヨンウとグラミ 独特の挨拶
tiktokなどで韓国のアイドルや俳優が真似していたことで知っている人も多いかもしれません。
学生時代からの親友である主人公ウヨンウとグラミが会うたびかわす恒例の挨拶。
なんと言っているかというと、「ウ to the ヨン to the ウ」、「ドン to the グ to the ラミ」とお互いの名前を呼び合っているだけですね・・。
とはいえ、世界のBTSも真似していたのだからすごい影響力です!
ぜひみなさんも振りを覚えてやってみては?!
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」はどの動画配信サービスでみれる?
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」はnetflixの独占配信となっています。(2023年8月現在)
netflixはお試し期間がなくなってしまったので、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を見るためには有料会員となるしかありません。
とはいえ、他にも面白い作品を取り揃える動画配信サービスなので「視聴したい!」という方は有料会員になるのもアリかと思います!
動画配信サービス比較は下の記事を参考にしてください。
1〜3話 あらすじ
第1話 (視聴率0.9%)
印象的なクジラのシーンから始まる。主人公のウ・ヨンウの部屋にはいたる所にクジラグッズが配置されている。
ロースクールを主席で卒業するも、自閉症スペクトラムのせいで就職先が見つからなかったヨンウは、一流法律事務所のハンバダへ就職できることに。
初出勤では、入口の回転扉で同僚に助けられ、自閉症スペクトラムと知らなかった直属の上司からは疑念の目を向けられ、と、過酷な初日を過ごすこととなるが、初めて担当した案件で見事に争点となるポイントを言い当てたことで上司を認めさせる。
その後、被害者に会いに病院を訪れるが、そこには小さい頃に住んでいたアパートの大家さん夫妻がいて・・・。
ウ・ヨンウの幼少期を演じた子役の方が可愛らしく、演技力も高いことで1話目から引き込まれました。
超暗記力といういわゆるギフテッドを持つ子供が、その能力を活かして弁護士になって活躍するのですが。
自閉症スペクトラムを持つ主人公をパク・ウンビンが違和感なく演じています。その愛らしいキャラクターに引き込まれること間違いなしです!
1話目から世界観に入り込める作品です。
第2話 (視聴率1.8%)
結婚式場でのハプニングによる損害賠償事件を担当することになったウヨンウ。
イジュノと一緒に潜入捜査をすることになり、流れでウェディングドレスを着ることに。
その姿を目にしたイジュノは目を奪われ、そこから急速にウヨンウに惹かれていく姿が見て取れます。
そのあと、依頼人の要求を満たす方法を見つけ出し見事案件解決!
かと思いきや結末は思わぬ方向へ?!
第3話 (視聴率4%)
兄を殺害したという容疑をかけられた自閉症の次男が今回の被告。
ウヨンウは自閉症の次男(21歳)と会話をするためにはどうすれば良いのかを、自分を育てた父親へ質問する。
弟である次男が兄を殺したのではないということを突き止めるが、父母は長男の尊厳を守るためにそれを明らかにしないでほしいという要求をしてくる。
結果としてニュースでは秀才だった兄が亡くなり、自閉症の次男が生き残ったことを「国家的損失」など責めるようなコメントが散見され、そのことにウヨンウはひどく傷ついてしまう。
自分は被告人の役に立てる弁護士ではないのだと自責したウヨンウは辞職願を提出するが・・。
自閉症の被告との会話のアドバイスを求められたときの父の言葉が印象的です。
真実を見ようとせず、メディアから流れる情報に対して鵜呑みにした上で、偏見を持ったリアクションをしてしまうことは、今の世の中を風刺しているような気がして考えさせられる場面でした。
ぜひ見てほしい回です。
4話以降はこちらの記事でご紹介しています。
登場人物の相関
登場人物/キャスト紹介
ウ・ヨンウ役(パク・ウンビン)
自閉スペクトラム症を持つ弁護士で、物語の主人公。IQ164の天才で一度見たことは忘れない。ソウル大学のロースクールを主席で卒業し、弁護士試験も1500点以上のほぼ満点で合格したが、自閉スペクトラム症のため、卒業後もどの法律事務所へも採用が決まっていなかったところを大手法律事務所のハンバダの代表であるハン・ソニョンによって採用された。
ウヨンウは天才だが、自閉症のため感情というものがあまり理解できず、作品を通して少しづつ学んでいく様子が見て取れます。
他にも、偏食のため中身のわかる食べ物が以外食べれないためキンパ(海苔巻き)しか基本的に食べません。
他にも物の位置や向きなど気にしている様子も作品中では表現されています。
どうりで演技が上手なわけだ〜。
公式サイトの画像ですが、雰囲気が全然違っていてビックリです!
イ・ジュノ役(カン・テオ)
ウヨンウが所属する大手法律事務所「ハンバダ」の訴訟チームのメンバー。事務所内の女性人気が高く、実際にイケメンかつ優しいという好青年。
ウヨンウが初めて出社するときに回転扉で苦戦しているのを、そっと手助けしてあげる好青年であり、いろいろな案件をともにする中でウヨンウに惹かれていく。
【訴訟チームとは】
法律事務所で弁護士の監督のもと草案を作成したり、各種調査や資料の取得などを行います。
最近では”パラリーガル”と呼ばれ、専門的な内容の仕事を行う方々もいますが、作品内での「訴訟チーム」というのもこのようなことを行う方々であると思われます。
かっこよき!
このドラマですっかりカン・テオにハマってしまいましたが、現在は兵役中のようです。(残念)
2022年9月20日から2024年3月19日までの期間のようですので、もう間も無く除隊ですね。
復帰後のドラマ参戦に期待したいです!
チョン・ミョンソク役(カン・ギヨン)
大手法律事務所「ハンバダ」のシニア弁護士。ウヨンウの上司であり、よき指導者。
仕事熱心であるが故に家庭を犠牲にしてきた側面も持つ。基本的に優しく、ウヨンウやチェ・スヨン、クォン・ミヌを的確に指導している。
チェ・スヨン役(ハ・ユンギョン)
大手法律事務所「ハンバダ」の新人弁護士。ウヨンウとはソウル大学のロースクール時代に同期だった。
採用後、ウヨンウと再会。父親は裁判官でいわゆるエリート家系。
ウヨンウの才能には嫉妬しつつも、正面から向き合うことのできる芯の通った女性。
ウヨンウはチェ・スヨンのことを作品中で「春の日差し」のような暖かさのある人だと表現している。
クォン・ミヌ役(チュ・ジョンヒョク)
大手法律事務所「ハンバダ」の新人弁護士。学生時代のあだ名は「腹黒策士」。
ウヨンウへ敵対心を燃やしており、勝つためには手段は選ばない男。
イ・ジュノとは仲がよくルームシェアをしている。
ウ・グァンホ役(チョン・ベス)
ウヨンウの父親。ソウル大学ロースクール出身で、男手一つでウヨンウを育ててきた。
現在はキンパ専門店でウヨンウキンパ(海苔巻き)を販売している。
大手法律事務所「ハンバダ」の代表であるハン・ソニョンや、同じく大手法律事務所「テサン」のテ・スミとは同じ大学出身であるという共通点を持つ。
ハン・ソニョン役(ペク・ジウォン)
大手法律事務所「ハンバダ」の代表。
ウヨンウの父であるウ・グァンホとは大学時代の先輩後輩(ハン・ソニョンが後輩)にあたる。
常に冷静で代表としての威厳を感じさせている。
作品中でも度々登場する。
テ・スミ役(チン・ギョン)
大手法律事務所「テサン」の代表。
ウヨンウの父であるウ・グァンホとは大学時代にともにロースクールで学んでいた。
父はテサン法律事務所の創立者で現在は父の後を継いで「テサン」の代表をしている。
グラミ役(チュ・ヒョニョン)
ウヨンウの高校時代からの友人。
現在はキムミンシク(ヒゲ社長)が営む飲食店でアルバイトをしている。
高校時代にいじめられていたウヨンウを助けたことで、友人付き合いがスタートするが、グラミ自身も「サイコ」というあだ名で呼ばれるなど問題児の1人だった。
社会人になってからも、ウヨンウの第一の相談相手として度々相談に乗っている(回答が合っているかはわからないが)
キム・ミンシク役(イム・ソンジェ)
グラミの勤める飲食店の社長。
ウヨンウの相談の場には必ずいて、暖かく見守っている、終盤の回では「ハンバダ」のチームメンバーと共に旅行(依頼対応同伴)するなど、なかなかの活躍を見せる。
次回は
4話目以降の各話のあらすじを書いていきます!
登場人物の背景や、各自の考え方など非常にわかりやすく描かれている見やすいヒューマンドラマになっていると思います。
ぜひウ・ヨンウの成長や、イ・ジュノのイケメンっぷり(内面的にも)を感じてください!